防犯対策の落とし穴:網入りガラス

久野ロック

2014年08月01日 00:00

「窓の防犯対策?
我が家は網入りガラスの窓だから大丈夫よ。」


そんなお客様と良くお会いしますが、
実はここで大きな落とし穴がございます。


網入りガラス=防犯ガラスではありません!


もちろん、
網入りガラスの中には防犯性能を高めた、
強化ガラスと一体になっているものもあります。
しかし多くの網入りガラスは防犯ガラスではないんです。



逆に網のスジに沿って割れやすく、犯罪者の恰好の餌食です。
さらに、太陽の熱によって網の針金が膨張し、自然に割れてしまうことも。


「とは言っても、網入りガラスは小さい小窓で使ってるし大丈夫」


と思ったら大間違いです!


網入りガラスは火災飛び散り防止のために
勝手口、台所の窓によく使用されています。

その多くはそこまで大きな窓では無いこともありますが、
犯罪者はトイレの小窓からも侵入します。

つまり窓の大きさではなく、
どこが目立たずに入りやすいかを気にしています。


皆さん、台所や勝手口は
道路から隠れている場所にありませんか?
塀で囲まれていませんか?



もしかしたら…網入りガラスを破って、
犯罪者が侵入してくるかもしれません。

ぜひ、防犯ガラスや防犯フィルム、カギの見直しを!

→こちらで詳しく解説しています。

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